通常業務を通じて実施可能な米国特許紛争に対する備えについて解説する全6回のWebinar のご案内です。モルガン・ルイス東京オフィスの森下実郎 外国法事務弁護士による、最新米国判例や実際の事例の紹介を通じ、米国知財事情のトレンドに触れながら将来の米国特許紛争への備えを固めることを目的としております。
隔月で開催しております通常シリーズの番外編として、ロンドンオフィスのオマー・シャー、ワシントン DCオフィスのクレイ・エバレット、森・濱田松本法律事務所の高宮雄介先生をゲストスピーカーとして迎え、ハイブリッドセミナーを開催いたします。東京オフィスの森下による解説も交えながら、日米欧独禁当局による巨大IT企業に対する規制トレンドや当局の狙い等についてご説明差し上げます。
第3回Webinarは「Attorney-Client Privilege」について取り上げます。米国裁判特有のディスカバリー制度の唯一の例外として情報開示を拒むことのできる弁護士秘匿特権の成り立ちと概要について説明し、通常実務の中で抑えるべきポイントや対応を誤った際の影響、および日頃の備えについて解説いたします。
第2回のWebinarは、「Preamble」について取り上げます。クレームの前文にあたるPreambleは原則権利範囲とはなりませんが、クレームの書き方によっては権利範囲となってしまうという性質があり、場合によっては特許権の価値に大きな影響を及ぼす場合があります。Preambleに関する米国判例を振り返りながら、基礎的な考え方と、実際のクレーム立案や第三者特許の検討にあたり押さえておくべき実務的な知識について解説いたします。
隔月で開催しております通常シリーズの番外編として、本年1月よりITC Trial Lawyers Association会長に就任したワシントンDCオフィスのエリック・ナムロー及びステファニー・ロバーツを迎え、ハイブリッドセミナーを開催いたします。東京オフィスの森下実郎 による解説も交えながら、ITCにおける最新事情(新ALJ判事、ITC手続きにおけるコロナの影響、NEXTプログラムと拡張されたPilotプログラム等)についてご説明差し上げます。
第1回のWebinarは、「2022年度重要知財判例」について取り上げます。2022年に米国最高裁及び巡回控訴裁判所にて判示された米国特許訴訟の重要判例の主旨について駆け足で振り返りながら、当該判例が通常実務にどのように影響するかについて解説いたします。
第8回Webinarは、「裁判記録の調べ方 」について取り上げます。各種データベース上で閲覧可能な米国特許侵害訴訟に関する大量の公開情報を読み解く際のノウハウやコツについて解説し、効率的な情報収集の一助としていただくことを目的としています。
第7回Webinarは「間接侵害」 について取り上げます。今回はTMI 総合法律事務所より松山智恵 弁護士をゲスト講師としてお迎えし、日米における間接侵害論の概要及び差異について解説する予定です。
第6回Webinarは、「特許譲渡」 について取り上げます。昨今の特許譲渡に関するトレンドやプレイヤーの動向についてご紹介した上で、特許譲渡に纏わる実務上留意すべきポイントと対策について解説いたします。
第5回Webinarは、「ディスカバリーを意識した文書管理」 について取り上げます。今回はEPIQ社より中島大輔氏を講師としてお迎えし、米国ディスカバリー手続きの基本的な概念や手続きについて概説をした上で、実務上留意すべきポイントについて具体的な対応策や便利なテクノロジーを紹介しながら解説いたします。
第4回Webinarは「クレーム解釈」 について取り上げます。クレーム解釈の基本的な考え方やルール、特殊な考慮事項等を概説した上で、実務上留意すべきポイントについて具体例を挙げながら解説いたします。
第3回Webinarは、「国際消尽」 について取り上げます。今回は志賀国際特許事務所/東京ステーション法律事務所より、森本 晃生弁護士・弁理士をゲスト講師としてお迎えし、日米の国際消尽に関する基本的な考え方や判例について概説した上で、日米間の法律の差異及び実務への具体的な影響の可能性について紹介します。
(金)の第2回Webinarは「Attorney-Client Privilege 」 について取り上げます。ディスカバリー制度に端を発する米国特有の弁護士秘匿特権の基本的なルールのおさらいをしつつ、通常実務の中で抑えるべきポイントや対応を誤った際の影響について解説いたします。
2021年に米国最高裁及び巡回控訴裁判所にて判示された米国特許訴訟の重要判例10件について駆け足で振り返ります。重要判例の凡例主旨を理解すると同時に、当該判例が通常実務にどのように影響するかについて解説いたします。
「ITCへの備え方」 について取り上げます。ITCにおける特許侵害訴訟に特有の制度や手続きについて紹介すると共に、実務上のポイントや留意点について解説いたします。
「均等論」 について取り上げます。今回はTMI 総合法律事務所より松山智恵 弁護士をゲスト講師としてお迎えし、日米における均等論の概要及び差異について解説する予定です。
「ディスカバリー」 について取り上げます。今回はeDiscoveryベンダーのFTI コンサルティング社より吉田 卓 氏をゲスト講師としてお迎えし、ディスカバリーで陥りがちな罠やその回避策について、豊富な経験をもとに解説いたします。
「損害論」 について取り上げます。日米の特許侵害訴訟における損害賠償額の算定に関する基本的な考え方について概説した上で、紛争発生前に実施可能な備えについて紹介します。
「陪審裁判」 について取り上げます。特許侵害訴訟における、陪審員の選定から公判中の様子、陪審評決に至るまでの一連の流れについて紹介すると共に、通常業務の中で考慮すべきポイントや心構えについて豊富な経験を元に解説いたします。
「バーチャルパテントマーキング」 について取り上げます。 America Invents Act (AIA) で導入された Virtual Patent Marking (35 U.S.C. § 287(a)) の趣旨や実施方法について紹介すると共に、 導入における法的なメリット及びデメリットについて実際の実施例に 基づいて解説いたします。
「故意侵害」 について取り上げます。故意侵害に関わる判例の歴史的な変遷や三倍賠償の成立要件について触れつつ、故意侵害リスクを下げることができる方法について具体的に解説いたします。
米国憲法における特許法の立ち位置、米国司法制度の基礎について触れながら、米国特許紛争に関連して実務上役に立つ基礎的な知識について解説いたします。
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